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サンドブラストって?

金剛砂で削られ、ガラスの表面は不透明な擦りガラス状になっています。

ガラスに浮き上がった不透明の模様。これは、「サンドブラスト」と呼ばれる技法を用いて作られています。

この模様のうち擦りガラス状になっている部分は、「金剛砂」と呼ばれる細かい砂によって削られたものです。ガラスの表面をマスキングテープで覆い、削りたい部分だけを切り出した後、この金剛砂をコンプレッサーの圧搾空気で強く吹き付けます。するとガラスの表面が削られて、不透明の擦りガラス状になります。マスキングテープで覆われている部分は削られずに透明のまま残るので、マスキングテープの切り出しに模様を施すことでガラス自体に模様を彫刻することができるのです。

このサンドブラストの技法は、19世紀にアメリカで考案されました。初めは、船体の錆を落とすための実用的な技術でしたが、やがてガラスへの彫刻に応用され、芸術作品のためのテクニックとして成立するようになりました。

現代では、模様を作るために、印刷(製版)と同じように薬品を露光させる技法や、コンピュータで作成した図案のレーザーによる彫刻など新しい技法も生まれており、これらを総称(あるいは混同して。エッチング技法は本来、ガラスの表面を薬品で腐食させて模様をつける技術を指します)して「エッチンググラス」と呼んでいます。グラスワークス蔵王では、手作りの雰囲気を大事にするため、伝統的なサンドブラスト技法を用いた作品作りをしています。

手作りへのこだわりは、ガラスだけに留まりません。ガラスを飾る額や台もすべて手作り。あたたかみのある作品が、日々生まれています。

作品のできるまで

サンドブラストを
体験してみませんか?

グラスワークス蔵王では、体験教室を毎日開いております。2 時間ほどで、自分だけのオリジナル作品をどなたでも簡単に作成できます。子供会の行事や学校の体験学習、市町村主催のイベントとしてぜひご利用ください。

くわしくは、体験教室のページをご覧ください。

電話でのお問い合わせは、TEL/FAX 0224-34-2776(年中無休)まで。

実際に作品を作る過程を追ってみましょう。サンドブラストの技法は、「平彫り」「段彫り」「肉彫り」など多岐にわたります。平彫りはガラス全面を均等に彫る技法、段彫りは模様の部分ごとに彫る深さを変えて彫ります。肉彫りも段彫りと同様に部分ごとに彫る深さを変えていきますが、はっきりした段ではなく深さを連続的に表現する難易度の高い技法です。

このほかに、ガラスの表から彫るか・裏から彫るか、あるいはそれらの組み合わせ、金剛砂をかける強さの調節などによりさまざまな表現を行うことができるのが、サンドブラストの特徴です。

ここではもっとも易しい「平彫り」での作成過程をご紹介します。

1.

コピー用紙に彫りたい模様を下書きします。

2.

グラス一面にマスキングテープを貼り付け、トレーシングペーパーで下絵を写します。

3.

金剛砂を吹き付けて削る個所を両刃のカッターナイフで切り出します。

4.

金剛砂を吹き付けていきます。

5.

マスキングテープをすべて剥がすと模様がはっきりとうきあがります。完成です。